神姫バス株式会社
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トップメッセージTop Message

株主・投資家の皆様へ

代表取締役社長 長尾 真

地域に不可欠、
なくてはならない『まちづくり・
地域づくり企業』へ進化することに
尽力してまいります

代表取締役社長長尾 真

株主・投資家の皆様には、平素より格別のご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

2026年度は、神姫バスグループの「グループ構想2030」実現に向けた中期経営計画(2025-2027)の第2年度となります。現在、私たちは「地域共栄・未来創成」という企業理念のもと、地域に不可欠な「まちづくり・地域づくり企業」へと進化するための構造改革を力強く推進しております。その基本方針として「既存事業の強化」と「成長事業の開拓・拡大」を掲げ、各施策に取り組んでおります。

まず、主力セグメントである「自動車運送」においては、神戸・大阪エリアへの戦略的な路線拡充や地域に最適な交通体系の構築などにより、事業規模の維持・拡大を進めています。一方で、「安全は全てに優先する」という鉄則を堅持しつつ、深刻な運転士不足への対応や運行管理の高度化による生産性向上を同時に実現することで、基幹事業としての収益力を再構築してまいります。
成長戦略の要となる「不動産」では、従来の賃貸業による安定収益に加え、新たに「仕入・開発・販売」を行うフロー型ビジネスへの本格参入を目指します。また、「旅行貸切」においては、旺盛なインバウンド需要の獲得や、上質なサービスを提供する「真結(ゆい)」ブランドのさらなる浸透に努めております。さらには、3Dプリンター住宅や古民家活用、サステナブルな観光拠点の開発など、固定概念に捉われない新たな事業領域への投資を通じ、地域の交流人口増加と新たなキャッシュポイントの創出に挑んでおります。

こうした戦略を支える企業価値の源泉は「人」にあります。私たちは働きやすさと働きがいを共に高めるため、積極的な人的投資を実行しています。多様な人材が自己実現できる環境を整え、採用・育成・定着の好循環を生み出すことが、長期的な競争優位性に繋がると確信しております。あわせて、環境配慮型バスの導入や環境対応型オフィスの整備などGXへの取り組みも加速させ、持続可能な地域社会の構築に貢献してまいります。

資本政策に関しましては、現在の現状分析として、持続的な成長や株主還元強化への期待・信頼を十分に得られていないという認識のもと、資本コストや株価を意識した経営を推し進めてまいります。具体的には、資本収益性向上に資する投資として3カ年で180億円の戦略的投資枠を機動的に配分してまいります。また、株主還元方針に基づき、配当性向を2027年度に30%を目安として段階的に引き上げるなど、株主の皆様への利益還元をさらに充実させていく方針です。

神姫バスグループは、移動をベースに地域を活性化させ、人々の生活を支援する「ライフプラットフォーム」の構築に向け、一丸となって邁進いたします。
2027年に創立100周年という記念すべき節目を目前に、さらなる飛躍を目指す私たちの挑戦に、引き続き変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。