神姫バスは、高速道路および自動車専用道路（以下「高速道路等」）での高速走行時における乗務員の視認性を高めることで更なる安全性の向上を目指し、外光からのまぶしさを軽減することができる偏光レンズの着用を2022年4月1日(金)より実施します。

より遠方を確認する必要がある高速道路等を運行する乗務員にとって、太陽からの直射光や降雨・降雪後の反射光といった強い光に長時間晒されることは、そのまぶしさがストレスとなっていました。これまでは、運転席にある備え付けのサンバイザーを使用していましたが、カーブ等で太陽の位置が変わるごとに調節する必要があるなど、乗務員の負担となっていました。
今回導入する偏光グラスは、色覚に影響を及ぼさず直射光や反射光をカットすることでまぶしさの軽減が図れるもので、可視光線透過率も日本工業規格（JIS規格）で求められている安全性の要求事項以上としています。さらに、乗務員の状況に応じて「オーバーグラス(サングラスタイプ)」と、「クリップオン(メガネの上に装着するタイプ)」のいずれかを選択でき、ストレスのない装着が可能です。なお、運用は以下の通りです。

○対象路線および着用区間

神姫バスが運行する高速バスおよび高速道路等を運行する一般乗合バスに準じた路線で、高速道路等とその前後となる一般道で安全な脱着ができる機会（例：停車中）の区間

○着用判断

対象路線において、太陽からの直射光や降雨・降雪後の反射光により運転に影響を受けると乗務員自らが判断した時



今後も、より一層の安全運行に努めるとともに、一人でも多くの方に安心してご利用いただけるサービスを提供してまいります。