路線バスの運行ダイヤ最適化のためのダッシュボードサービス「xPop for Bus Operation Management」の提供を開始しました
新着情報
路線バス
2024.09.30
路線バスの運行ダイヤ最適化のためのダッシュボードサービス「xPop for Bus Operation Management」の提供を開始しました
東大発の位置情報AIベンチャーLocationMindと神姫バスは、共同でGPSデータを活用し、バスのダイヤ編成を支援するダッシュボードサービス「xPop for Bus Operation Management」の提供を開始しました。
両社は2022年7月より、バス運行の効率化をめざし、人流データを活用する実証実験を重ねてきましたが、2023年春のダイヤ改正で初めて人流データをダイヤ編成に活用し、バスを増便させることなく、バス利用者数を増加させることができました。
その後両社で、この成果を全国のバス会社にもご活用いただけるように、共同でダッシュボードサービスの開発に取り組み、この度「xPop for Bus Operation Management」として製品化の準備が整いましたので、以下のとおりご案内します。
両社は2022年7月より、バス運行の効率化をめざし、人流データを活用する実証実験を重ねてきましたが、2023年春のダイヤ改正で初めて人流データをダイヤ編成に活用し、バスを増便させることなく、バス利用者数を増加させることができました。
その後両社で、この成果を全国のバス会社にもご活用いただけるように、共同でダッシュボードサービスの開発に取り組み、この度「xPop for Bus Operation Management」として製品化の準備が整いましたので、以下のとおりご案内します。
1. 製品名
xPop for Bus Operation Management2. 製品の対象
全国の乗合バス事業者3. 活用方法
バス運転士不足は全国的な課題であり、これに起因する減便や路線休止が顕著となっています。また、コロナ禍を受けた人の移動の変化や人口減少により、収入の確保策も重要な課題となっています。これらの課題に対応すべく、乗合バスのダイヤ編成時に以下のような活用を想定しています。
○既存の運行路線における運行ダイヤの最適化
→神姫バスでは神戸ポートアイランド発着の路線にて、便数を増加させることなく、より多くの利用顧客を獲得することに成功。
○ 潜在需要の把握
→ 既存運行路線での路線延伸や、現在運行していないエリアでの新規路線開拓による収入拡大効果の予測に活用可能。
4.主な特徴
①任意の2つのメッシュ間の「双方向」の移動データを表示可能
②時間帯別のピーク時間、ボトム時間が容易に確認可能
①ボリューム(OD量の多い順に結果表示)
②距離(ある距離レンジのものだけを表示)
③市区町村(ある市区町村のODのみ表示)
※※OD…Oは起点(origin)、Dは終点(destination)を表し、人が「どこから」「どこへ」動いているのかを集計したデータ
5. 利用料金
○初期費用 450,000円(税別)○月額データ利用料 65,000円【税別、最低12?月契約、対象エリア 1,000㎞2(平米)まで】
6. その他
ご要望に応じてカスタムデータの集計や、集計対象時期の変更が可能です。今後は長距離バス路線の分析データを追加リリース予定です。
「LocationMind xPop」データは、NTTドコモが提供するアプリケーションの利用者より、許諾を得た上で送信される携帯電話の位置情報を、NTTドコモが総体的かつ統計的に加工を行ったデータです。位置情報は最短5分毎に測位されるGPSデータ(緯度経度情報)であり、個人を特定する情報は含まれません。
7. 製品に関するお問い合わせ
・神姫バス株式会社 バス事業部計画課TEL:079-223-1343(平日9:00~18:00 土日祝休業) e-mail:keikaku@shinkibus.co.jp
・LocationMind株式会社 People Flow Div. バス担当
e-mail:inquiry@locationmind.com