リスク |
・対応しなければ、人材の確保が困難となる。 ・企業イメージが低下する。 ・事業計画を円滑に推進することが困難となる。 |
---|---|
機会 | ・パーパス実現に向けた多様な人材、視点を確保する。 |
戦略 |
【採用】 ・性別や年齢、国籍などに関わらない積極的な採用 ・グループ内での人材流動活用 ・OB・OGの有効活用 【育成】 ・役職に応じた階層別の様々な研修や座談会 ・通信教育やビジネスカレッジへの入学 ・社内ベンチャー制度 ・外部企業との交流制度 【健康経営】 ・保健師による保健指導や相談窓口対応の実施 ・乗務員を対象にした睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査・脳ドック・心疾患検査 ・人間ドックやがん検診等への補助制度 【社内環境】 ・従業員エンゲージメントサーベイの実施による環境改善 |
人種、国籍、宗教、性別、性的指向や性自認、障がいの有無、年齢、出身地、価値観、ライフスタイルなどにとらわれることなく、あらゆる人材を組織の一員として受け入れ、それぞれの個性や能力を存分に発揮することができる以下のような取り組みを行うことで、持続的な組織の成長を実現します。
女性活躍推進に向けて2022年度~2026年度までの4か年計画を策定しました。
神姫バスの課題を、
・運転士職における女性運転士の割合が低い(1,264名中32名)
・管理職における女性社員の割合が低い(100名中4名)
と定め、期間終了時点での目標として、女性運転士数50名、女性管理職数10名の実現に向け、それぞれの職場に応じた勤務体系・サポート制度の整備や、キャリア育成を進めています。
女性運転士数50名 | 女性管理職数10名 |
---|---|
2022年2月現在 32名 | 2022年2月現在 4名 |
2023年3月現在 30名 | 2023年3月現在 5名 |
2024年3月現在 37名 | 2024年3月現在 5名 |
年度 | 取り組み内容 |
---|---|
2022年度 |
子育て世代の若年層や主婦層等の新たな求職者層雇用を目的とした勤務体系の構築 【結果】 働き方の拡大を行うことで多様な人材の確保ができるよう、平日限定勤務・短時間勤務が可能な2職種を新設しましたが、想定以上の退職者が発生し、結果前年度末より2名減となりました。 |
2023年度 | 若手~役職者まで、各階層の女性運転士と求職者との定期的な座談会や運転体験の実施(バス運転士を「仕事」として考える上での不安解消) 【結果】求職者との座談会、運転体験会の継続実施に加え、多様な人材の確保が図れるよう、限定した路線のみを乗務する職種を新設し、結果、前 年度末より7名増となりました。 |
2024年度 | 女性運転士を集めた社内座談会を実施し、新たな職種の運用上の改善点と、女性運転士採用強化に対する課題の洗い出し、およびその課題に対する対応の検討・実施 |
2025年度 | 前年度で出た課題に対する取り組みの継続実施 |
年度 | 取り組み内容 |
---|---|
2022年度 |
目標管理制度と管理職の研修による社員の成長促進 自身のキャリアを考える機会としてキャリア座談会の実施 【結果】 目標管理制度を総合職へも導入し、社員自身の期待役割を認知させることで社員の成長促進を図りました。また、キャリア座談会については、若手社員に対して自己理解を深めると共に、今後のキャリア形成と未来に向けたビジョンを持つきっかけ作りを行いました。 |
2023年度 | 前年度に導入した目標管理制度の見直しと、その改善点を踏まえた管理職研修の実施 【結果】 従業員エンゲージサーベイを実施し、社員の働きがいやウェルビーイング向上を目途とした管理職研修を実施しました。 また、社外のビジネスカレッジに社員を派遣し、女性リーダーとしての成長促進を図ると共に、目標管理制度の見直し、中堅社員を対象と したキャリア座談会などを実施しました。 |
2024年度 | 自己申告書(提出年度)の提出による自身が今後取り組みたい仕事やそれに必要なスキルの洗い出し 上記による自己理解とキャリアを見つめ直す機会の創出 |
2025年度 | 2022年度に実施した社員を対象に、2回目のキャリア座談会の実施 |
次世代社会を担う子供が健やかに生まれ、育成される環境の整備を進めるために、「次世代育成支援対策推進法(次世代法)」が2005年に施行されました。
神姫バスでは、この法律の主旨に基づく取り組みとして、2005年4月~2007年3月の2年間における具体的な目標を掲げ、行動計画を策定・実施しました。
結果、期間内に目標を達成することができたことによって、次世代法に基づく2007年認定事業主として兵庫労働局より認定を受け、認定マーク『くるみん』を取得しています。
神姫バスの行動計画のテーマは『社員が仕事と子育てを両立させることができる職場環境をつくることにより、社員がその能力を十分に発揮できるようにする』であり、具体的な行動計画は以下の通りです。
「安全」かつ「快適」なサービスを提供し続けるためには、社員がいきいきと仕事に取り組むことが重要となりますが、それは一人ひとりの心身の健康があって成り立つものです。
神姫バスでは、社員が全力で仕事を楽しむことができるよう、心身両面にわたる健康づくりに向けて積極的に取り組みます。
専属の医療スタッフ(保健師)による活動 ・定期健康診断の結果を受けての個別保健指導 ・健康相談窓口の設置 ・従業員教育 ・定期刊行誌による広報活動 等 |
定期的な 睡眠時無呼吸症候群(SAS)検査<全乗務職を対象> 脳検査<乗務職を対象とし年齢等を勘案しながら実施> |
①人間ドック(35歳以上)、②住民がん検診、③インフルエンザ予防接種の疾病予防に対しての費用補助 |
原則屋内禁煙、禁煙のための個別指導、喫煙による健康への影響の周知など、喫煙率の低下に向けた諸施策を実施 |
手洗い・うがい・手指消毒の励行、出勤時の健康状態・睡眠状態および体温の確認など、感染症予防対策を実施 |
健康保持のための休暇制度、各職場へ血圧計の設置など、健康維持増進のための諸施策を実施 |
・定期健康診断・ストレスチェックの結果を分析し、いきいきと働ける職場環境作りに努めます。
・多様な働き方の制度導入や在宅・テレワークなど働き方改革の施策など、社員が身体への負担を軽減し、前向きに仕事に取り組むことができる制度の整備に努めます。
健康経営に取り組む姿勢が評価され「健康経営優良法人2024(大規模法人部門)」に認定されました。
なお、健康経営優良法人の認定は2020年度から5年連続で認定されています。
2022年6月 | 第5回「健康づくりチャレンジ企業アワード」 全国健康保険協会兵庫支部長賞 |
---|
指標 | 目標 | 目標年度 | 2023年度実績 |
---|---|---|---|
女性管理職比率 | 10.0% | 2025年度 | 8.0% |
男性労働者の育児休業取得率 | 30.0% | 2025年度 | 36.4% |
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | 45.0% | 2025年度 | 41.3% |
指標 | 目標 | 目標年度 | 2023年度実績 |
---|---|---|---|
女性運転士数 | 50名 | 2025年度 | 37名 |
女性管理職数 | 10名 | 2025年度 | 5名 |
女性管理職比率 | - | - | 4.3% |
男性労働者の育児休業取得率 | - | - | 36.8% |
女性の育児休業平均取得日数 | - | - | 256日 |
男性の育児休業平均取得日数 | - | - | 93日 |
労働者の男女の賃金の差異(全労働者) | - | - | 41.2% |
労働者の男女の賃金の差異(正規雇用労働者) | - | - | 72.0% |
労働者の男女の賃金の差異(パート・有期労働者) | - | - | 55.3% |
年次有給休暇取得率 | - | - | 82.8% |